校友会行事のなせるわざ

 

高大校友会副会長 高野重巳

 

高大校友会が設立されて5年、その間にグランドゴルフ会、音楽芸能祭、作品展示会など三大行事が多くの会員参加のもとに行われました。一方、校友会の会員数は設立当初は約1,000名を数えたが経年とともに減少し現在は、約700名と3割近く減りました。大きな原因は28期以降校友会への参加が有りません。クラス単位での参加は魅力を感じていないようです。

 

校友会の三大行事への参加状況は、出場者、出演者、出展者ともにほぼ横ばい状況で推移しています。会員が減小している中での横ばいは、三大行事に参加する事を楽しみにしている方々がおり、趣味活動の発表の場としてとらえ参加しているものと思います。これは会員の減少はあっても毎年の参加を楽しみにしている方々は減少していない事だと思います。

 

参加者は趣味人生を楽しむ事により、元気で生き生きと生活し、張り合いのある人生につながっているのだと思います。毎年、発表の場が担保されている事で、サークル活動等にも張り合いが出来有意義な毎日をおくる事が出来ます。多くの卒業生が三大行事を大いに活用してもらいたいものです。最近の卒業生は、クラス単位での参加でなく希望者だけが、校友会に加入しているようで今後もこの形態が続くと思われます。

 

現在では、校友会に参加している者で企画、運営、実施をしているが、近い将来には全ての卒業生が好きな行事を企画運営し、また、それらに自由に参加して、卒業後の人生を楽しく大きく育てて欲しいものです。そして大いに健康ではつらつとした人生を長く長く謳歌してもらいたい。

今年の三大行事は、グランドゴルフ会は9/26(金)予備日10/3(金)、音楽芸能祭は10/21(火)、作品展は11/27(木)~11/30(日)搬入日は27(木)の午後、搬出日は30(日)終了後です。多くの卒業生各位の参加を希望しております。

高大校友会役員各位                    校友会副会長 高野重巳

校友会の加入問題を考える

 

H24年度実績の、校友会行事への参加者数と参加率は

○GG会→191人(24%)、

○芸能祭→延615人、推定300人(38%)(要検証)、

○作品展→129人(16%)、 

H24年度校友会の総会員数796人(個人会員35人を含む)校友会行事の参加は、一人で1~3の行事に参加する者、また、1行事のみの参加などが有り、参加率を求めるのは難しいが、大まかな参加率は50%を切るではと推定される。いずれ正確な参加率を検証しなければならない。また、校友会の3行事が、参加している会員には年一度の機会を与え喜ばれていると思われるが、参加しない会員には校友会加入問題そのものが、議論を必要としない。現在、新規卒業生は団体加入を前提としているため、卒業を前に決めざるを得ない。

そこで、卒業する各クラスはいろいろ協議すると思うが、

   3行事のいずれかに参加するので是非加入したい。

   行事に参加しないのに50円の負担はいやだ。

   行事に参加しないのに手伝いはいやだ。

   参加して卒年による先輩・後輩の縦割の命令式の組織はいやだ。

   その他いろいろあるのがいやだ。

以上の理由から、投票となればNGとなる可能性が高い。

そこで、校友会としては次のように参加の基本条件としたい。『全ての卒業生は校友会行事へ参加する権利と参加しない自由がある。各行事に参加した時に団体登録あるいは個人登録し加入手続きを行う。』一方、『行事の人的負担あるいは金銭的負担は、その行事に参加する者が負担する。』これらのことが、当然であり校友会の守らなければならない基本的スタンスである。

また、行事の情報は毎月開催される役員会議による事が現在の状況である。いずれは、インターネットなどで情報を開示してゆかなければならないが、新たに卒業するクラスは情報の取得をするため代表一名を校友会の役員会に派遣する。ただし、各行事に参加する事がない場合は代表の派遣は必要としない。また、少人数の場合は事務局と協議し情報入手の方法を取り決める。その他、これに伴う諸問題は今後検討していきたい。 以上

歌謡祭・ボーリング大会・H27年の作品展

最初の話題は校友会の歌謡祭にしよう。

校友会の三大行事は9月から11月の期間に集中しており、春は行事が無いことと校友会の魅力ある行事づくりを模索検討しているときに、カラオケ大会はどうだろうかとの話しが持ち上がり、詳細を検討することになった。場所は文化会館の小ホールを利用し舞台で華やかに唄い、そしてレーザーカラオケの使用で唄いやすさを基本としつつ、さらに費用の点も安くすることを目標に立案した。募集人員は80人規模、参加費用は1曲2,000円で企画した。実行委員会の体制は現在の役員会のメンバーですべて出来るよう企画した。校友会に入りたくない理由の一つとして、「役員をやらされる」と言う声を多く聞いているが、現役員は運営のプロでありこれを活用し実行委員会を編成し役割分担を行った。役員は18期を先頭に33期まであるが、26期、28期は半分のクラス、29期は全クラスが校友会に参加していないが、30期~33期は校友会行事に参加したい者が加入し、人数にばらつきはあるがそれぞれ役員を派遣している。したがって現在の役員会は学年・期を代表とした役員と同好会を代表とした役員構成となっている。その後、カラオケクラブの代表7名の応援を得て実行委員会を作り実行することとなった。申込者は82名と計画に対し予想を少し上回る申し込みがあり開催する事ができることになった。出演者の皆さんが楽しい思い出となるよう歌謡祭を盛り上げ、記憶に残るように実施したい。

次の話題は、ボーリング大会です。

これも魅力ある校友会行事の一環として、楽しみながら健康にも役立つ体育会系のボーリング大会を企画しました。会員の多くはボーリングの全盛時代に育ち、経験と実力のある方々が多くいることから開催を決めました。場所は加須市のアイビーボールで7月10(金)に行うことになりました。校友会は今後5大行事を中心として運営することになりました。魅力ある校友会行事が充実してきました。開催時期も年間を通して適宜実施されますので、多くの会員の参加を期待するところです。

3つ目の話題は作品展です。

前回のカフェオープンに際し27期1組がリーダーとなり大成功を収めました。ありがとうございました。誌上をかりて御礼申し上げます。昨年は集客効果を狙って喫茶室の運営を大きく変更しました。校友会の皆さんや久喜の色々な団体の芸能を楽しみながらおいしいコーヒーと紅茶などが味わえるKokoクラブカフェをオープンし好評を博しました。約600名弱の来店者があり多くの方々においしいコーヒーと同時に素晴らしい作品を披露することができました。また、カフェでは音楽を中心とした出演が多く、音楽の音量でほかの部屋の皆さんにかなりのご迷惑をおかけしたと思います。この、迷惑防止と新たな文化的事業の企画運営を考えて3階のすべてを借りて運営できるように予定しています。3階で大きな部屋は視聴覚室であり50名程度は十分に収容できる部屋であり、作品展に関連した企画を新たに考えているところです。校友会の優れた作品は今年も大いに期待するところですが、33期の約50名の参加を期待し、新たなる作品を見ることができると思います。前回では全作品を校友会のホームページに掲載したので出展作品をいつでも鑑賞することができます。かなり多くのアクセスがあり「いつでもどこでも見られる」作品展体制になりました。今年は新しい企画運営を含めより一層、楽しめる作品展とする計画です。いずれは全館を借用して校友会の全員が楽しむが出来る企画を実現したい。実現には多くの方々の協力がないと不可能であり会員各位のご協力とご支援をお願いします。